〜テキスト販売によせて〜
こんにちは。音楽ライターの石井恵梨子です。
nauでのインタビュー販売、Ken Yokoyamaさんに続いて第二弾が登場します。今回はアジカンのゴッチこと、アジアン・カンフー・ジェネレーションの後藤正文さんに登場いただきました。
私が説明するまでもなく、大人気バンドのフロントマンです。音楽雑誌の表紙を飾ることも多く、また国内外を問わずインディー系のアーティストを積極的に紹介していたりと、メディアで見かける機会も非常に多い。今さらnauで何を語るのよ?と思われるかもしれません。
ただ、あくまで表面的かつ個人的な印象ですが、音楽雑誌で見るゴッチのインタビューって非常にまっとうであまり面白くない。真面目で音楽好きな青年という感じで。もっとも音楽雑誌では自分たちの新作について語っているのだから当然ですけど、これも「雑誌=作品のプロモーション」というシステムの結果でしょう。また、取材するライターが良くも悪くも近しい関係になりすぎて、熱心なファン以外には届かない内容になるという弊害もあるのではないかと思っています。
はっきりいってアジカンの熱心な理解者ではない私は、ツイッターで「炎上王」を名乗りながら発言を続ける彼の姿に興味がありました。なぜあれほど切実な発信を続けるのか。誤解されることを承知で言葉を綴っていく情熱の源はなんなのか。それを探っていった今回のインタビューは、熱心なアジカンのファンではない人にこそ面白く読めるものになったと自負しています。少なくともここにいるのは「真面目」で「まっとう」なゴッチではないですから。
音楽雑誌ではなかなか読めないインタビュー。前回以上にテキストは長く、カメラ機材にもお金をかけているため、ごめんなさい、値段は高くなりました。だけど、ちょっとでも興味があったら購入してみてください。
nauのインタビュー販売ですが、これってインタビューでもアーティストにちゃんとお金入るべきなんじゃないかなぁ、というのと、聞きたい時に聞きたいライターが話したいアーティストにインタビューする場所が作れないかなぁ、というのが、nauだったらできるぞ!というところから始めました。
そして第1弾をKen Yokoyamaでスタートしたんですが、想像以上の反響があって、インタビュー読んでくれた人達と音楽やインタビューについての話がたくさんできました。
そのインタビューを読んでくれた人達の中の一人でもあるのが、今回第2弾インタビューを受けてくれた後藤正文です。
アジアン・カンフー・ジェネレーションという、メジャーシーンのど真ん中にいるバンドのフロントマンである彼は、何を想いどんなことを考えているのか、これまで語られなかった後藤正文について自らが語ってくれています。インタビューで僕が強く印象に残った発言があります。
「なんか面白いことがあれば、始めた人にちゃんと対価を払うっていうのが好きなんですよね」
こういう人に第2弾インタビューを受けてもらったことが本当にうれしいです。
ぜひみなさんもインタビューを読んで、僕たちと音楽について、そして後藤正文というミュージシャンについて話してみませんか。
プロフィール
石井恵梨子
(いしい・えりこ)
1977年石川県金沢市生まれ。高校卒業後上京し、97年より『CROSSBEAT』誌への投稿をきっかけにライターとして執筆活動開始。洋楽も邦楽もパンクもメタルもロックンロールも問わず、ラウドでエッジのあるものはだいたいOK。現在は子育てしながら『音楽と人』『indies issue』『週刊SPA!』などに寄稿。
後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
1976年生まれ。静岡県出身。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル、ギター担当。








『あなたの知らない後藤正文』
『Ken Yokoyamaと語る2010年の音楽業界』